12月11日(日)科学の目シリーズ9 外来生物講座!

みなさんこんにちは!事務所スタッフのあいちゃんです!
11日(日)に「科学の目シリーズ」の第9回目が行われました。今回のテーマは「外来生物」。
講師はおなじみ「まほろば自然学校」のガンちゃんくまちゃんです!!

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「“外来生物”って聞いたことある?」 そんな問いかけから始まりました。
まず、外来生物とは何かを知るために、ガンちゃんの「外来生物クイズ」にみんなで挑戦しました!

クイズは全部で6問!!
大人も考える問題も多く、くまちゃんやあいちゃんも参加して、みんなで取り組みました。

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上の画像はクイズのひとつ、「このなかから外来生物を選びましょう」。
机に並べられた30枚の生き物の写真の中から自分が外来生物だと思うものを選びます。
迷わせるようなものも多くて、子どもたちだけでなく親御さんたちも大苦戦!!!
みんな真剣に写真とにらめっこしていました。

「外来生物」とは「もともとそこにはいなかった生き物」で特に「人が連れてきた生き物」のことを言うそうです。
つまり、外国の生き物だとは限らないんですね。
たとえ日本にいるホタルだとしても、もともといない地域に連れてきてしまったら、それは「外来生物」なのだそう。

たくさんのクイズやガンちゃんの解説を聞きながら、外来生物についてしっかり学ぶことができました。

講座の最後に、ガンちゃんからのメッセージ・・・。

「外来生物は強いものが多くて、そこに元からいた生き物の生活を脅かしてしまうことも多く、
よく問題になります。でも、外来生物たちは、そこで生きていくために普通の生活をしているだけ。
人間が連れてこなかったら、嫌われることもなく、問題視されることもなかった命たちです。」

とても心に響くメッセージでした。
人や物の移動に紛れて、知らないうちに入ってきた生き物もいます。
でも、今問題になっている外来生物の多くは、人間によって持ち込まれたものです。
ペットとして持ち込まれた生き物が、逃げ出したり、
飼いきれなくなったから、狭いケージはかわいそうだから、と山や川に放されたり・・・
そういった私たちの小さな行為が、
そこにあった自然を破壊したり、罪のない命に罪を背負わしてしまうのです。

私自身も改めて「命」について考えることができた、とても大切な時間となりました。

さて、お勉強のあとは少し体を動かそう!ということで、
ガンちゃんが調査のために園内に設置したセンサーカメラをみんなで回収に行きました。

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何が写ったか、みんなで中のデータを見てみました。
すると!!丸々太った「アナグマ」さんの姿が!!!
冬の山田緑地で、元気一杯たくましく生きている姿を見ることができましたね。

さて、次回の科学の目は「モグラ」がテーマです!
園内にモグラの“痕跡”を探しに行きますよ~!
新年明けまして、1月8日(日)13:30~16:00の実施になります。
参加にはお電話による事前のご予約が必要ですので、参加をご希望の方は山田緑地管理事務所までお電話ください。
2017年1発目の科学の目!ぜひ山田緑地の生き物たちに会いに来てください♪

※山田緑地では本来、動植物の採取および持ち込み・持ち出しなどを禁止しています。
みなさまのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

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